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こんにちは、ゆるゆるキャンプのもっさんです!
みなさん、焚き火料理ってアウトドアの醍醐味を堪能できて楽しいですよね。しかし、火力の調整など、初心者には難しい点もあるため、多くの人が便利なガス缶を使って料理することが多いと思います。
そんなガス缶ですが、使い終わった後の捨て方に悩んだことはありませんか?
この記事では、キャンプで使うガス缶の違いや、ガス抜き方法、廃棄方法、ガス抜き器具について解説します。
この記事を読んで、簡単・安全にガス缶を捨てられるようになりましょう!
OD缶とCB缶の違い
キャンプで使うガス缶はOD缶とCB缶の2種類あります。
OD缶
OD缶は主にアウトドア用途に使用されるカセットボンベタイプのガス缶で、軽量で持ち運びがしやすいのが魅力ですが、その分値段が高めです。
燃料は主に「ブタンガス」、「イソブタンガス」、「プロパンガス」の混合物が使われており、寒冷地でも性能が低下しにくいのが特徴です。
CB缶
一方CB缶は、家庭用のカセットコンロにも使用される汎用性の高いガス缶で、OD缶にくらべて値段が安めです。
燃料は主に「ブタンガス」が使われており、気温が低いと性能が低下しやすいため、暖かい季節に適しています。
CB缶の中には主成分が「イソブタン」の寒冷地仕様のガス缶もありますが、一般のCB缶より値段は高めです。
ガス缶の捨て方
ガスをしっかり使い切る
ガス缶を捨てる前は、ガスをしっかり使い切ることが大切です。
ガスが残ったまま廃棄した場合、ゴミ収集車や焼却施設でガス漏れが発生し、火災が起こったり、清掃局員の方たちが怪我をしたり、焼却炉破損の原因となる場合があります。
ガス缶の処分に穴あけは必要か
近年、カセットボンベやスプレー缶に穴を開け、ガスを抜く作業中に引火する火災が後を絶たないため、自治体によっては、ゴミ出しルールを変更して「穴あけ不要」の自治体も増えています。
穴をあけるか否かは、自治体によって対応が異なりますので、お住まいの自治体のガイドラインを必ず確認しましょう。
ガスを抜く作業中に引火する火災の発生件数についてはこちらの図をご覧ください。
過去10年間のエアゾール缶及び簡易型ガスこんろ燃料ボンベ(以下「エアゾール缶等」という。)による火災発生件数の推移表です。
東京消防庁によると、エアゾール缶及び簡易型ガスこんろ燃料ボンベ(以下「エアゾール缶等」という。)による火災は、過去10年間で1,053件発生しています。
平成25年の129件から減少傾向で推移し、平成29年から令和元年までは100件を下回りましたが、令和3年は122件発生し、令和2年から増加傾向に転じています(図1)
令和3年中のエアゾール缶及び等により、火災に至った主な原因で最も多いのは「構造不適(機器)」の39件(32.0%)で、ブタンガストーチバーナなど、機器側の不具合で簡易型ガスこんろ用燃料ボンベから可燃性ガスが漏洩することなどにより出火したものです。
次いで、「穴開け・ガス抜き」の20件(16.4%)で、エアゾール缶等を廃棄する目的で、缶に穴を開けた際に、近くで使用していたガスこんろの炎等により、噴出した残存ガスが引火し出火したものです。
引用:東京消防庁
自治体のルールに従って捨てる
私が住んでいる地域では、スプレー缶などは穴をあけて他の不燃ごみとは別にして、見える袋に入れて出す必要があります。
「穴あけ不要」の自治体もありますので、必ず自治体のルールに従って捨てるようにしましょう。
ガス缶に穴をあける
ガス缶に穴をあける場合は、市販のガス抜き用の器具を使用することがおすすめです。
OD缶に特化した穴あけパンチです。
見た目は栓抜きに似ていますが、缶の上部にある輪の部分を引っ掛け、テコの原理を利用して簡単に穴をあけることができます。
ソト(SOTO) ガス抜きツール ST-770 ブラック 本体サイズ):幅1.4×奥行1.7×高さ10cm
CB缶、OD缶の両方に対応しています。
しっかりとした造りで、アウトドアでも十分に耐えられ、持ち運びがしやすいです。ガスを抜くためのプッシュピンを標準装備しています。
新富士バーナー(Shinfuji Burner) ガス抜きツール RZ-407 オレンジ 本体サイズ:幅1.4×奥行1.7×高さ10cm
新富士バーナーとソト(SOTO)は同じ製造元(新富士バーナー株式会社)のため、製品の中身は同じです。ブランドイメージやカラーにこだわりがなければ、価格が安いため、おすすめです。
まとめ
今回は、キャンプで使うガス缶の違いをおさらいし、使用済みのガス缶の廃棄方法について解説しました。
ガス缶を捨てる際の注意事項
・換気の良い屋外で行う。
・火気を遠ざける。
・周囲に人がいないか確認する。
ガス缶の廃棄手順
・ガスを使い切る
・ガス缶に穴をあける※
・自治体のルールに従って廃棄する。
※ガス缶に穴をあける際は、ガス抜き用の器具を使用することで、簡単・安全に穴をあけることができます。自治体によって対応が異なるため、お住まいの自治体のガイドラインを確認してください。
ガス缶を正しく処分することで、環境にも配慮し、安全にアウトドアを楽しむことができます。初心者の方も、これらのポイントを押さえて、ガス缶の取り扱いに慣れていきましょう!
では!!
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