宅配業界の再配達問題とその対策について

初心者ガイド

こんにちは、ゆるゆるキャンプのもっさんです!

キャンプ歴4年の私が、家族との素敵な思い出作りを追求した結果生まれた独自のキャンプスタイルをお届けします。

今回は、宅配業界にとってドライバー不足と並んで大きな社会問題となっている「再配達」についてお話ししたいと思います。

近年、インターネット通販の拡大に伴い、宅配便の取引個数が増加しており、それに比例して、再配達回数も増加しているそうです。

国土交通省の2022年10月の調査では、再配達回数の割合は11.8%とのこと。

私もキャンプ道具を買うときは、まずはアマゾンで検索してから購入することが多いです。

私の家では、時間指定配達や置き配が便利ですが、急な予定変更で受け取れなくなることがあり、再配達をお願いすることもあります。

再配達の問題

コスト増加

再配達は、運送会社にとって追加の労力や燃料費を必要とします。

再配達により、企業の経営負担が増加し、結果的に配送料やサービスの質が低下する可能性があります。

環境への影響

再配達によって追加のトラックが走行するため、環境への負荷が増加し、二酸化炭素排出量の増加や大気汚染の悪化につながります。

配達員の労働環境悪化

配達員は、再配達によって労働時間が延びます。

長時間労働は、過労やストレスの原因となる可能性があります。

この問題に対し、利用者自身が協力することで、宅配業界の効率向上や環境負荷の軽減に貢献できます

利用者が取るべき行動

時間指定配達を利用する

配達予定日に自宅にいることが確実な時間帯を指定し、配達員から荷物を確実に受け取れるようにする。

不在連絡票を活用する

不在時に配達員が残す不在連絡票に記載された指示に従って、確実に再配達の手続きをする。

具体的な受け取り希望日時を指定することで、再配達の回数を減らすことができます。

配達状況の確認

配達業者のウェブサイトやアプリを活用して、荷物の配達状況を確認し、荷物が到着する予定時間を把握して再配達を防ぐことができます。

置き配を利用する

置き配(置き場所配達)とは、宅配業者が荷物を利用者が指定した場所に置いておくことで、利用者が不在でも荷物を受け取れるようにする配達方法です。

置き配は、利用者が不在でも荷物を受け取れる配達方法ですが、デメリットもあります。

置き配のデメリット

防犯対策が必要

置き配を利用する際には、荷物が盗まれるリスクがあります。

荷物が雨風や直射日光にさらされることで、荷物に損傷が生じる可能性があります。

荷物の紛失・破損リスク

宅配業者は、荷物を受け取った時点から配達完了まで、荷物の破損や紛失に対して責任を負います。

ただし、宅配業者によっては、特定の条件下でのみ置き配を行うことがあり、また、置き配に関して責任を負わない旨の免責条項を設けていることもあります。

そのため、置き配を利用する際には、宅配業者の利用規約やサービス内容を事前に確認することが重要です。

一部の商品に制限がある

高額品や冷蔵・冷凍品など一部の商品では置き配ができない場合があるので事前に宅配業者に確認しておくことが重要です。

デメリットを解決するための対策

宅配ボックスの設置

自宅やマンションに宅配ボックスを設置することで、盗難や紛失のリスクを減らし、荷物を保護することができます。

また、宅配ボックスは屋根があるため、雨風や直射日光から荷物を守ることができます。

防犯カメラの設置

置き配場所に防犯カメラを設置することで、不審者や盗難のリスクを抑制することができます。

万が一、盗難が起こった場合にも、防犯カメラの映像が証拠として活用できます。

スマートロッカーの利用

スマートロッカーは、セキュリティ面で安心できる置き配の代替手段です。

スマートロッカーは暗証番号やQRコードが必要なため、不正な受け取りを防ぐことができます。

また、屋内に設置されることが多いため、雨風や直射日光から荷物を守ることができます。

スマートロッカーとは、宅配業者や利用者が荷物を一時的に預かるための電子制御されたロッカーです。主に駅やショッピングモール、コンビニエンスストアなど、人々が頻繁に利用する場所に設置されています。

宅配業者との連絡

宅配業者に対して、置き配場所に関する具体的な指示を出すことで、荷物が適切に保護されるようにすることができます。

例えば、雨よけのシートをかけるよう指示するなどです。

これらの方法を活用することで、置き配のデメリットをある程度解決し、利用者と宅配業者双方にとって安心で便利な配達方法とすることができます。

ただし、完全な解決策ではないため、リスクを総合的に考慮し、置き配を利用するかどうか検討することが重要です。

また、防犯対策を十分に行うことが大切です。

まとめ

今後も拡大していくであろうネット通販に対して、私たち利用者が再配達問題に協力し、宅配業界の効率向上や環境負荷の軽減に貢献できるようにしましょう。

少しの配慮と工夫で、より持続可能な宅配業界を実現することができるのです。

再配達問題は、利用者一人ひとりが意識を持ち、行動することで大きな変化を生み出すことができます。

次回からは、時間指定配達や置き配を利用する際に、再配達の問題を踏まえた上で、どのようにして宅配業者や環境に配慮した配送で受け取るか、考えてみてください。

では!!

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